#36 POV「想い出カフェ」 F先生との出会い

POV管理人

2011年01月07日 11:52

みなさん明けましておめでとうございます、POV管理人です。

年末年始はいかがでしたか?
ゆっくりお休みになった方、休んでる暇などなく、
せっせとお仕事していた方、様々だと思いますが、
今年も頑張りましょう。

そして、このPOV「子どもは人類の宝もの」を
どうぞよろしくお願い致します。


さて新年最初のPOV「想い出カフェ」
F先生との出会いについてでした。


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10年ほど前のお正月。私は、ある方にフリースクールを
営なむF先生を紹介されました。
雪が積もるとても寒い日にもかかわらず、ビーチサンダル
に短パン、丸坊主という、先生らしからぬ青年でした。

そして、私が訪ねた彼のフリースクール。
そこは、アパートの1F。散らかった一室にこたつが
一つ置いてあり、猫が一匹いました。

「これでも塾なの?」
すると、F先生は言いました。


「ボクの生徒は学校に行けなかったり、家ではやる気に
なれない子どもが多いんです。
だから、塾ではあるんですけど、それ以上に彼らの居場所
というか、よりどころとして開放してるんです。」



私は直感的に、表現の仕方は違ってもF先生の想いや心意気が
自分に近いと感じました。

私は「是非一緒に働きたい!」と思い、彼を関塾に誘い
続けましたが、首を縦に振ることはありませんでした。


何故なのか・・・・。


彼のフリースクールでは、泊まっていく子どもがいたり、
一緒に食事をする子どもがいたり、そして何もせずに、
そこにいるだけの子どもがいたり。

そういう環境の中で、F先生は自分の信念とやり方で、
行き場の無い子どもたちの居場所を守りたかった
んです。

子どもを守る立場の人間同士、彼のその姿勢はとても
魅力的だったことを覚えています。

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塾頭はF先生にであってから、

「自分がやっていることは間違っていないだろうか・・・」
「子どもたちをしっかり守れているだろうか・・・」


節々で原点に立ち返るようにしているそうです。


何事も初心忘れるべからず。
自分自信を第三者として、見つめることって大切ですよね。



さあ、今日のE-Wordです。


「関塾とは・・・
 今年も、人類の宝ものと
  それを守る人たちみんなが集う
     場所でなければならない。」



番組に関する意見・感想お待ちしています。
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【次回予告】
POV「正しい日本語」

久しぶりの正しい日本語。
美しい塾頭が美しい日本語についてお話します。


次回放送は1月14日です。
それではまた来週、ことよろ~~~~。

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